ペットさんの安らかな旅立ちの為に、準備すべき事

ここではペットさんの安らかなお旅立ちの為に、やるべきご遺体の安置方法からご葬儀の流れ等をご紹介致します。

それでは、下記の手順でペットさんの旅立ちの準備をしていきましょう。

その1、ペットさんの体の姿勢を整える。

ペットさんは亡くなって、2時間程度から死後硬直が始まります。ペットさんは目が開いたままの状態になりやすいですし、手足が伸びきった状態で、硬直してしまうと棺に収まらない等、ご葬儀の際に問題も起きてしまいます。

まず、ペットさんの体を寝ている時のように、手足を胸に向けて優しく折り曲げてください。

その際に目が開いたままでしたら、そっと瞼を閉じてあげてください。それでもまた目が開くときは、親指を目の下に置き、人差し指でまぶたを下に下げてください。5分ほど固定の後、再度目が開くときは、硬直が終わるまで同様にそっと手をかざして閉じてあげましょう。口が開いて舌が出ていたら、舌を中に優しくおさめて閉じてあげてください。一度閉じても、また開いてしまう場合があります。何度か、確認をして、再度閉じてあげてください。布や厚めの紐などで一時的に口を閉じて、死後硬直が終わるまで固定する方法がありますが、難しい場合は無理しないでください。

ペットベッドで寝ている子猫
豆柴

その2、ブラッシングと体を清める。

ペットさんを棺など移動する前に、ブラッシングで毛並みを整え、固く絞ったタオルなどで体を拭いて清めてあげてください。水分が体に残っていますと、体の腐敗の進行を進めてしまうので必ずしっかり絞ってください。


その3、口や肛門から体液が漏れ出ないようにする。

ペットさんが亡くなった後、筋肉が弛緩し、血液、排泄物、体液が漏れ出してしまう事があります。この現象は最初のうちだけでやがて止まっていきます。漏れ出している時は、タオル、ティッシュ等で丁寧に拭き取った後に、口や肛門にコットン、ガーゼを入れてあげましょう。

ネズミのおもちゃで遊ぶ子猫
ローブで犬

その4、棺・箱に遺体を安置する。

次に、ペットさんの大きさに合わせた棺、又は丈夫なダンボール箱に厚手のタオルや毛布等をひきペットさんを寝かせてあげましょう。まずは、棺または段ボールの下に新聞紙かビニール袋、あるいはペットシートを敷きます。タオルやお布団の上に寝かせて、その上に保冷剤、またはビニール袋に入れた氷等でお腹や頭のところを冷やしてあげます。保冷効果を上げるために、さらにその上から毛布やバスタオルで包んであげてください。

安置の際に体液が漏れ出す事がありますので、ペットシートまたはビニールを敷きましょう。
※なお、保冷剤や氷袋は溶けると水っぽくなります。水分はペットさんの腐敗の進行を早めてしまいますので、直接あてるのではなく、タオルや手拭等で包むようにしましょう。

ペットさんの体が濡れたまま安置していると、雑菌等が繁殖し腐敗を進行してしまいます。雑菌等は繁殖する際に水分を必要にするからです。
ペットさんは、出来るだけお体は乾いた状態で安置してあげて下さい。

その5、冷やすことに心がけ腐敗の進行を遅らせる。

夏場の熱い時期、あるいは葬儀、火葬までに時間がかかる場合は、ペットさんの腐敗・損傷をなるべく防ぐ為に、保冷剤を使って冷やしてあげましょう。一番理想は、ドライアイスで冷やしてあげる事が良いでしょう。

夏場は特に、室内でエアコンを効かせ、室温を極力下げることで、ご遺体の状態を保ちましょう。生物は命が終わると腐敗していきます。残念ではありますがこれはペットさんも同じです。どの様に葬送を行うとしても、腐敗進行を遅らせご遺体の状態を守るために冷蔵庫にある氷、保冷剤、あればドライアイスをタオルで包みご遺体を冷やしましょう。

※ドライアイスは直接触ると凍傷してしまいます。注意して扱いましょう。よく乾いた軍手で扱い、ご遺体には直接当てずにタオルで包み冷やしていきましょう。

猫と犬
おもちゃの犬

その6、お花やペットさんの好きだったおやつ、おもちゃを供える。

ペットさんの安置の準備が整いましたら、ペットさんの周りをお花で綺麗に飾ってあげましょう。そして、ご生前に好きだったおやつ、おもちゃがあれば入れてあげてください。お手紙も良いでしょう。(金属製のリード等は火葬出来ませんので入れないようにしてください。)出来れば棺の隣に、簡易的な供養台を設け、ろうそく、線香でその日はペットさんを家族で弔ってあげましょう。
心が落ち着き、冷静になりましたら、静かに目を閉じ感謝とお別れの言葉をかけてあげましょう。

ひと言アドバイス:犬の場合のみ30日以内に死亡届の提出を

犬が亡くなった場合は、登録している保健所や市町村の役所などに立ち寄って死亡届を忘れずに届けましょう。どうしても忙しくて行けない場合には、各市町村のホームページのオンライン申請サイトから必要事項を記入し届け出ることもできます。万が一30日を経過しても届け出ないと、愛犬が今も生きていると判断され狂犬病予防接種の案内が届いたり、場合によっては狂犬病予防違反により20万円の罰金を課されることもあるので注意しましょう。

蝶のように服を着て犬
 

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